「 症状 」
子供を長時間抱っこして歩いたら次の日に腰が痛くなった。
痛みでお顔をしかめながら そろりそろりと治療室に入って来られました。
座っていても痛いし、立ち上がる動作も痛いし、ベッドに横になる事もできない状態でした。
「 治療 」
ゆっくり座ってもらって座位のまま治療。
東洋医学では 気血を診るのですが、
こちらの患者さんは 筋肉を使い過ぎて 血が少なくなった所に 秋の冷えと肺の収斂作用が加わって痛みを引き起こしたようです。
血を増やす治療を経絡治療では行ってから
腰の下部から仙腸関節に鍼をしました。
翌日来られた時は ベッドに横になる事も寝返りもできるようになりましたが、
まだまだ痛みがあるので治ってる実感がないとおっしゃってました。
昨日よりきつめに治療して
治療後には痛みはほぼなくなり帰りは 大分楽になったとおっしゃって下さいました。
合計4回の治療で 痛みが気にならない程に回復されました。