鍼治療で股関節の痛みが治った症例
50代女性(泉大津市)
「 症状 」
右股関節の痛み。1週間前から歩くと痛みが出る。階段の登り降りが痛い。3年程前からたまに痛みが出ることがあって、整形外科で股関節が少し変形していると言われた。
「 治療 」
こちらの女性は、姿勢が非常に悪く、全身の筋肉がカチカチで凝り固まっていました。仕事でも家庭でもよく動いてるので、硬い身体と悪い姿勢でよく動くということで股関節にはかなり負担がかかっていました。
痛みがきつく、治療のためベッドに寝るのもたいへんでした。脈診して悪くなってる経絡を見つけて反応のある経穴に鍼をしていきました。
経絡(けいりゃく)とは線路に例えるとわかりやすいです。経穴(ツボ)は駅でどの線の何駅で問題がおきているのかを探します。全身には12経絡あってツボは365穴あります。ちょっとでも楽になる経穴を探して鍼をするこで気・血・水が巡り身体が良い状態になっていきます。
こちらの患者さんはかなり悪かったので、少しでも痛みが取れる経穴(ツボ)を見つけて鍼をして、次に楽になる経穴(ツボ)を見つけて鍼をしてを次々繰り返し、根気よく治療していきました。
最初は上むきで寝る事もできなかったのが、だんだんできるようになってきました。
ベッドに寝てもらえるようになると治療がやりやすくなるので痛みも取りやすくなりました。
2回、3回と治療に来られる度に良くなってきて顔色も明るくなってきました。
4回目の治療で股関節の痛みはほとんど気にならなくなりましたとおっしゃっていただけました。