ブログ

不登校の小中学生の治療

当院は他の治療院に比べて子供さんの来院が多いですが

9月の半ばからは不登校のお子様の来院が増えてきます。

以前、起立性調節障害の勉強会に参加した時に聞いたのですが

不登校が始まるのは5月の連休明けが最も多いそうです。

その時は皆さん小児科や専門の病院に行きます。

しかし夏休みが終わっても何も変わらず

2学期が始まっても学校に行けないと

このまま様子を見ているだけでいいのだろうか

と心配になり

東洋医学はどうかな

と、相談に来られるようになるのが今くらいの時期になるんだとろうと思ってます。

といっても、東洋医学でも学校に行けるようになる治療というものはないです。

ただ、不登校のお子様は身体に不調のある子がほとんどなので

身体に起こっている症状を改善させる治療をしていきます。

朝起きられない、夜眠れない、頭痛、吐き気、だるさ、腹痛、食欲がない、集中できないなどの症状に対して治療をします。

元気になると、ちょっと学校に行ってみようかなぁという気が出てきて

放課後だけ行く、半日だけ行く、1日おきに行くなどして

だんだん学校に行けるようになるお子様もいるし

学校は行かなくても元気が出てくると塾や習い事に行ったり、家で勉強をちゃんとするようになってくるお子様もいます。

当院は子供の症例実績が多く

長年の経験に支えられた確かな技術があるので

安心して小児はり、子供の鍼灸をお試しいただけます。 

治療時間は小学生は15分程度、中学生は20分から30分ですが

初診時は問診がありますので1時間前後かかります。

保護者の方も一緒に治療室に入ってもらいます。

脈診をしてその子に合った経絡経穴を見つけて治療しますが

子供の治療は心地よい治療なので痛みはありません。

よく寝て、よく食べて、よく動いて

子供はとにかく元気でいてほしいです。

そして、よく学べができてほしいと親は思ってしまうのですが

焦らず見守りたいです。