梅雨の湿邪に気をつけて
今週は子供さんの予約が多かったです。
梅雨特有の暑さと湿気で
大人もしんどいですが、子供もしんどいんやと思います。
東洋医学では気候の変化が体の適応能力を超えると
「邪」となり病気につながると考えられています。
今の時期は「湿邪」にやられます。
湿に弱いのが東洋医学の「脾」で
「脾」は消化器全般の働きに関係するので
お腹の調子が悪くなり下痢をしたり
食欲不振になったりします。
「脾」の働きが悪くなりやすいこの時期に
食べ過ぎたり、甘い物や冷たい飲み物を取り過ぎると
身体がだるくなり、いつでも横になったり寝そべりたくなります。
また、「湿邪」は関節に影響するので
関節痛が起こったりします。
膝の痛み、肘、肩の痛みが出てきます。
治療は「脾」を補う治療と湿をさばく治療をします。
湿邪にやられて体調を崩すのを防ぐには
エアコンを上手に使うといいと思います。
子供さんも学校から帰ってきたら
除湿された部屋で常温のお茶を飲ませて
汗を拭いて下着を着替えさせてください。
エアコンによっては除湿をすると温度か下がり冷えることもあるので
もったいないですが
一枚着せるか、つけたり消したりして
冷えないように注意してください。
梅雨明けまでもう少し
上手に乗り切りましょう😊