鍼灸勉強会
今日は今年初の勉強会でした。
手足がつめたかったり、身体が冷えてる患者さんは多いです。
今日の勉強会で読んだ古典には
冷える人にはまず身体を温めてから治療をするべしと書いてありました。
アイロンのような物で
手のひら、脇、肘、頸、脚、背中など冷えている皮膚をこすって温めてから鍼をしましょうと書いてありました。
血流の悪い身体に鍼をしてもあまり効かないということです。
もちろん私もそう思っていて、まず冷えてる人には
鍼の手技にも気をつけて温まる経穴を選んでから治療をしていました。
治療していくとだんだん身体が温まって、
患者さんに気血が巡ってくるのを体感してもらえていたのでいいと思ってました。
さっさと温まる電気温熱機を使って身体を温めてから治療するという発想がなかったので
勉強会ってやっぱり勉強になるなぁと思いました。
非常に冷えが強く、経絡がかなり滞ってる患者さんには
冷たい身体をさっと温めてから鍼を打つ
古典に書いてある方法を実践してもいいかなと思っています。