夜中の痛みに鍼
治療をしていて難しいなと思うのは
効果の確認ができない時です。
夜中に痛くなるという患者さん。
日中は全く痛くなく、夜中に痛みで目が覚めて眠れない。
身体を診させてもらうと、硬い所や浮腫んでる所、筋肉が落ち込んでる所など身体の悪い所はわかるので鍼灸治療はできます。
ただ、
今は全く症状がないので、患者さんご自身が治療後すぐに効果がわかりません。
私は脈診で身体が良くなったのを確認して治療を終えますが、
この治療で治ったのか治ってないのかがその場でわからないのでスッキリできない。
こういう場合は
全く効果がなかった、やっぱり夜中痛みが出たと想定します。
そして、次の予約日まで どういう鍼をしたら治るのかありとあらゆる治療法を考えて備えます。
2回目に来られた時
夜中の痛みなくなったわと言われたら ホッとしますし、
あんまり変わらなかったと言われたら 考えていた治療法でビシッと治療します。
難しい患者さんは私を成長させてくれる。