習い事が嫌でチックに
小学3年生の男の子です。
初診は1年生の時
チックの症状を気にしてお母さんが連れて来られました。
とても行儀が良く
聞いた事にはちゃんと答えてくれる
ニコニコしてるし、身体は元気でどこも悪い所は見当たらない
ただ、時々
不自然に手を動かしていました。
何か心に負担がないかいろいろ質問すると
いくつか困ってることがわかりました。
その中で1番負担になっているのが習い事
しかし、お母さんは習い事は絶対続けてほしいと考えていて
辞めさせたくないとおっしゃっていました。
本人の身体を診ると
子どもなのに全身がカチカチでだいぶ疲れていました。
少しの間だけ習い事休ませたらどうかな?とお母さんに提案しました。
しばらくは小児はりに通ってもらって
身体の硬さや疲れが取れたら再開しようと話ました。
週に1回治療に来るようになって
1ヶ月程すると
身体も柔らかくなり、疲れた感じもなくなり
チックの症状も出なくなってきました。
引き続き小児はりをしながら習い事を徐々に再開していきました
身体のしんどさが取れると
嫌がらずに習い事に行けるようになってきました。
チック症状がぶり返さないよう
お子様の身体の状態を見ながら小児はりは慎重に続けました。
私は今まで
身体に不調が出るほどの嫌なことはやめさせた方がいいと思ってましたが
こちらの親子に出会って考えが変わりました。
家庭にはそれぞれ教育方針があります。
簡単に諦めたり、辞めたりするのではなく
周りの大人が知恵を出してサポートすれば
子どもは乗り越えてきます。
なんと
今では習い事が上達するのが楽しみになり
喜んで行ってるそうです。
お子様はもちろんですが
お母様が自分の信念を曲げずに本当に頑張ったなと思います。
もともとの体質が繊細なお子様なので
今も月に1度来られてますが
高学年になると体力もつくので近いうちに小児はりも必要なくなると思います。
小児はりに来る前はよく体調を崩して
気づいたら全然行ってなくて
しょっちゅう病院に行ってたけど
ホントに身体が元気になりましたと
こちらのお母さんは小児はりの効果を実感されてますので
小児はりは特別な治療ではなく
生活の中に自然と取り入れています。
小児はりは副作用がなく気持ちの良い治療です。
自然に身体が元気になっていきます。
お子様のお困りの症状には
一度小児はりや子供のはりを試してみませんか😊