五十肩の痛みが鍼治療で無くなる
60代女性(岸和田市)
「 症状 」
3ヶ月前から右肩が痛くなった。夜は寝返りの痛みで目が覚める。結滞障害あり( 肩を下に下げて腰を触る動作が痛みでできない)
整形外科で痛み止めの注射を2週間おきに3回打ったが効果がない。
痛み止めのロキソニンをもらってずっと飲んでいるが、痛みは3ヶ月前よりだんだんひどくなっている。
「 治療 」
足が冷えている。足も時々つるとの事。脈診から胃腸の経絡が弱く、東洋医学的に血虚という症状でした。気血を補う治療をし、痛みに効く絡穴に丁寧に鍼をしました。
寝返りをしてもらうと、「わっ!全く痛くない!」とおっしゃって頂きました。
胃腸の経絡を治療し、冷えの治療をして腕を動かしてもらい痛みが無くなってるのを確認して治療を終えました。
帰る時「 身体も楽になったけど、気持ちが晴れやかになったわ。思いきって来てよかったわ。」とおっしゃって頂きました。
こちらの患者さんは経絡が詰まっている状態でしたので、腕の経絡が巡らず肩の痛みになっていたようです。
痛みが出ている肩に直接せず、足や手の滞っている経穴に鍼をして肩の方に気を流していく治療をしました。
気が巡ったことで痛みが改善された症例でした。