不妊症の鍼灸
先月と今月の2回に渡り、不妊治療の勉強会に参加しました。
私が参加する勉強会は東洋医学の古典的治療が多いのですが、
今回の講師の先生は
大学病院で臨床経験を積んだ先生で
西洋医学の高いレベルの講義を学ぶことができました。
女性の場合の鍼灸治療の大きな効果は
卵子の質と子宮内環境を改善させることです。
鍼灸によって卵巣・子宮の血流が増加されることで子宮の緊張状態が緩和され、
子宮が胚盤胞(受精卵)を受け入れやすい状態になります。
男性の妊活で鍼灸治療を取り入れた場合
精子数の増加と精子運動率の上昇が確認されたとの事です。
不妊治療に鍼灸は男女共に有効ですが
身体の改善には少なくとも3ヶ月はかかります。
大学病院等のデータから
不妊治療に鍼灸を取り入れたグループと鍼灸をしなかったグループを比べると
鍼灸をしたグループの妊娠率は高く、流産率は低い結果が出ていました。
鍼灸は妊娠率の上昇が期待されます。
鍼とお灸には副作用がないので安心してお受けできますので
妊活に東洋医学もプラスしてみようかなと思われる方はどうぞいらしてください😊